[klx125] SP武川 FI CON

久々にKLXさんいじってみたり。去年にSP武川から164ccのボアアップキットが出てましたが,アイドルが安定しないとか抱きつきを起こすことがあるとか言うのをWebで見たりで,既に144ccを組んでしまった以上,ちょっと食指が動きませんでした。
ただ,144ccにしてからと言うもの,O2センサの補正が効くまでの間,混合気がリーン傾向に。症状としてはエンブレ時のアフターファイヤーや,アイドル状態からのアクセル急開で失火など。補正が効いてしまえば安定するんだけれど,補正が効くまで数十分くらいかかる上に,所詮原付のFIなんで補正値の学習機能なんてなくて,一瞬でもキーオフしたらはじめからやり直し。
で,インジェクションのサブコン(i-CON II)なるものを買ってみたモノの,これがまたイマイチ。インジェクタの配線に割り込むものとばかり思っていたら,スロットルバルブ開度センサに割り込む代物。全閉〜全開までの間のマップを変更出来るだけで,これじゃぁ全開時のFI噴出量は増えない。低〜中回転に対しては多少濃く出来る可能性もあるけれど,O2センサー生きたまんまなんで自動補正が入ったりと,結果がワケワカメな状態に。とりあえずスロットルレスポンス(急開時にだけ一瞬濃くする)設定だけして使ってました。
単純にインジェクタの駆動時間をmsオーダーで伸ばすだけでいい(単安定マルチバイブレーターで出来るんじゃね?とか妄想してた),そして無駄に燃費最適化を計ろうとするO2センサーをどうにかキャンセルできないものか…,と,そんなことを思案していると,SP武川の164ccボアアップキットに付属するサブコンが,まさにその通りのことをやってくれていることを知る。しかもFI CONだけの単体販売もしている。コレは!ということで,Webikeのセール期間も手伝って今更ながらにFI CONだけ購入。
画像の説明
接続はインジェクタの配線に割り込ませるだけ。O2センサのキャンセル方法は,O2センサの出力を短絡して,ECUに対して常にリーンであると報告するもの。ただ短絡方法が「既存の配線にクランプ(被服破って接続するタイプ)噛まして短絡という豪快なモノ。イヤイヤ乱暴すぎやしない?と思い中継ハーネスを作成。ついでに,ミニオシロスコープつないでリーン/リッチを観測できるように。
住宅街でぶん回すわけにも行かないので,詳細な調整は後日だけれども,ためしに適当な設定でちょろっと走ってみたら,久しぶりながら笑みがこぼれる感じに力強い加速の感触。エンブレ時にもちっともアフターファイヤー吹かない。ただ,O2センサの出力をオシロスコープで見てると,常にリッチみたいなんで,プラグのかぶりに注意しないといけないかもしれない。
先日久しぶりにKLX乗ったら,あんまりにも加速が遅すぎて加速している感覚が分からず「アクセル開けてるのに加速してない!なのに,なぜかスピードだけ上がってる!(実はじわじわ加速してました)」という不思議な感覚に襲われたけれど,少なくともそこからは改善(最近乗り慣れているホビオさんより遅かった)。あとはコースで調整かなぁ。

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