じわじわと確実に無くなって行くIPv4アドレス

とうとう残り12ブロック(1ブロック=1677万アドレス)となったそうな。 スラドの書き込みで言い得て妙だったのは「まるでY2Kのようだ」と。問題が起こることはずっと前から言ってきたのに、予算を付けることもなく知らぬ存ぜぬで、イザ問題が起こってから大騒ぎする。「IPv4は枯渇しない!」とか「IPv6なんて技術者の陰謀だ!」とか言っている人たちもいたし。
あー、Unicodeの状況にも似てるなぁ。Unicodeも「異字体を同一視するなんぞ文化侵略だ!」だとか「JIS/ShiftJIS/EUCと一体いくつコード体系つくるんだ!」とか言う批判はあったけど、今はもうUnicodeが唯一の統一文字コードとなろうとしている。
結局批判する人たちからは対案もなく批判しか出てこなくて、ギリギリになって「じゃぁどうすんだよ」ってなったときに選択出来る手段は、彼らが今まで批判してきた手法しかないという皮肉。ま、今現在日本の政権運営している人たちなんかがまさにそうなんですががが。IPv6もUnicodeも問題点は有るけれど、それを踏まえて妥協点を探るのがオトナの対応かと。
心配なのがプロバイダの対応かな。今までばらまいてきたIPv4アドレスをどうするのか。一番えげつないパターンとしては「キャリアグレードNATに移行するんでグローバルアドレスは回収します(キリッ」とか。ホントにやったら、スカイプが使えなくなるとか、コネクション数の関係でグーグルマップ見れなくなったりとか、阿鼻叫喚の地獄絵図じゃないか。「ちなみにIPv6アドレスは無料でグローバルアドレス提供出来ます」とか言われてもねぇ。とりあえず古いルーターは、メーカーがUpdateの面倒みてくれなければ捨て捨て。どう考えても混乱が起きない方がおかしいような気がしてきた。

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