科学

NHKのマリー&ガリーってアニメで、キュリー夫人に声優として野沢雅子を当てていて、劇中でそのキュリー夫人が太陽拳を使っててフイタw。
昨今の科学離れを憂えたアニメの模様。登場人物は歴史上の科学者の偉人、劇中に科学の法則が数多く出てくる。いやまぁ、それでも一定の成果はあるのかもしれないけれど、科学の法則紹介するだけじゃ今の詰め込み教育と何一つ変わらない。本当に教えるべきは科学的思考に至るための論理的思考。暗記ではなく考え方が重要。ソレが理解出来ていれば、容易に扇動されることも少なくなる。
考え方というのを教えるには、暗記や教科書のような詰め込みでは難しい。課題に対して得られた答えよりも、その答えにたどり着く課程が重要になる。ソレを培うには結局、日常の教育の中での対話で培っていくしかない(ちなみに仕事の教育についても同じくOJTがそれに当たる。残念ながら日教組のせいで、国内の教育は政争の具にされてしまっているが)。
実際には番組の予算が取りやすいとか言う事情があるかもしれないけれど、その辺の「本質」を理解せずに科学離れの是正・科学復興を唱えるならば、それはただの「科学信仰」と呼ばざるを得ない。

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