年末年始の過ごし方

12/29

フェリーで苫小牧へ。そこそこ揺れる。

12/30

江別で鎖骨と足の指の骨を折る。苫小牧まで戻る。

苫小牧で病院探すも救急しかない

苫小牧の救急「ないかだけで〜す、みれませ〜ん」イラッ

近隣ということで千歳の救急に連絡

千歳の救急「うちで受診しても、どうせ後で普通の病院で見直しになりますよ?今の時間やってる札幌の病院紹介しますから、電車でxxxxって乗り換えたらいけますから」

足の痛みに耐えながら一時間かけて苫小牧>札幌へ。仮固定の装具と三角巾、ロキソニンゲット。

札幌の病院で苫小牧から来たことを大層驚かれる。苫小牧の救急の対応を訊いて2度驚かれる。

12/31

足が痛すぎて、ホテルの部屋から朝飯以外は一歩も出ず。

1/1

ロキソニンの力とちょっとの回復で、足マシになったので、ホテル引き払って苫小牧>旭川へ。

途中の札幌で駅弁買う。駅弁うめぇ。

旭川で予定のジンギスカン屋が満員で入れなかったものの、開いてた焼き肉屋でジンギスカン食う。肉うめぇ。

1/2

旭川>札幌まで戻る。

千歳鶴行ってお酒買う。

すみれでラーメン食う。麺うめぇ。

苫小牧へ向かってフェリーに。

1/3

大型のフェリーなのに、魚釣り漁船のレベルで揺れる。フェリーって頑丈なんだ?

船室からトイレまでの移動が命がけな感じ。小便器なんて怖くて使えない。

レストランはラーメンなどの汁物の販売中止。っていうかそれでもレストラン開くんだ?

無事帰宅。

今年の抱負

怪我をしない

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Sur-ronのスプロケット選択

うちのSur-ron light bee L1Eは、早々にリア1.85×16インチに替えてスプロケも48Tから54Tに替えてます。フロントは14Tのまま。

1.85×16インチで48Tのままだと、1.40×19インチの時と比べて回転の立ち上がりがちょっともっさり感じたためです。外径は小さくなってるんで、タイヤの重みと転がり抵抗の影響かと思います。

ふと、改めて48Tに戻してみて如何なのかと。

48Tのメリット

  1. やっぱりトップスピードの「伸びしろ」が54Tよりも有る。
  2. ヒルクライムの途中からの再スタートで、タイヤが空転しにくい。

1はそのまんまですね。やっぱりモーターにも回転数上限はあるんで、ある程度の回転数で頭うちしてしまいます。54Tだとパワーの上限よりも回転数の上限で頭うちしていたようです。

2はちょっと意外でしたが、まぁ内燃機間なバイクでもよくやる手ですね。タイヤが地面を掻かない様に敢えて一つ上のギアを使うってやつ。それと同じような効果がありました。

48Tのデメリット

  1. 加速がぬるい。
  2. ヒルクライム手前の助走が全然加速できない。

これも1はそのまんま。停止からの発進も何の問題も無く出来るんですが、54Tの時のような鋭い立ち上がりが無い。アクセル開けてたらぬるぬると速度が乗っていく感じ。

2は助走距離の短いヒルクライムでは致命的でした。54TだとSur-ronって車重が軽いせいもあって、比較的短距離で加速してスピードを乗せやすかったんです。しかし48Tだと、手前が少しでも緩い登り斜面になってたら荒れてたりすると、全く速度が乗らない。半端なスピードのままアプローチするんでめっちゃ辛い…っていうか無理…ってなる。

ただ、ヒルクライム後半の斜度の抵抗とモーターの最高出力が釣り合った状態では、あんまり差は感じませんでした。


こうやって試してみて改めて分かったのが「純正状態のバランスの良さ」。だいたい、ミニモトは前1.40×19後1.85×16ってのが標準フォーマットで最初は「なんで後ろも19やねん」って思いました。

前後同じサイズにしてコストダウンを図ったという面もあると思いますが、5kWという限られたモーター出力で1.85×16という幅広タイヤにしてしまうと、舗装路でも使える最高速とモーターの加速を感じられる軽快感が両立出来なかったんじゃ無いかと。

後ろ1.40×19にすることで、細くて軽く、外形が大きくなることによる転がり抵抗の減少で、スプロケ比をロングに振りながら最高速と加速感を両立したのでは?なんて思います。

って言うか、効率=燃費を追求してるビジバイとかカブなんかがそう言う構造だったわ…、なんて温故知新を感じたり。

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モバイルバッテリーの単位の話

電力はW

電力は電圧×電流です。割りと唐突ですが。

例えば1,000Wの電気ストーブ、100V/10Aなんですが「このストーブは10Aです」なんて言わない。200Vの10Aなのか100Vの10Aなのかで意味も違う。

つまり、A(電流)だけでは、ほんとうの電力は分からないのです。

電気自動車のモーター出力もW。因みにWとHP(馬力)は換算可能です。

電力の「量」を表すのはWh

ちなみにW(電力)とA(電流)の単位って他の単位とちょっと違って、実は単位時間当たりの量を示しています。具体的に言うと1秒あたりの量。km/h(時速)とかm/s(秒速・風速)みたいなもんです。

因みに、V(電圧)だけ時間に関係なく仲間はずれです。

単位時間あたりの量=速度なんで、具体的な「量」を表す単位がWhとかAh。「1Wを1時間使い続けると1Wh」ってな感じです。km/hが量になるとkmで[/h]が取れるのに対して、Wだと[/s]が付いてないからもんだから、時間記号を追加、しかもs(秒)からh(時間)とかさらに分かりにくくなってます。

そんなわけで「電力の量」を表す単位はWhなわけです。家の電気代の計量対象も電気自動車のバッテリーもWh表記です。

Ahとは何者か?

先に「電力は電圧×電流です」と言いましたが、電力の要素のうち電流のみに限定して量を表す単位です。でも先に述べたとおり「A(電流)だけでは、ほんとうの電力は分からない」と言うことで、Ahは「電力の量」を示していません。

Ahとはバッテリーの容量を表す用途で使用されてきました。バッテリーの電圧は多少変動するにしても、ある程度の範囲内で安定しているので「電圧を無視して、電流がどれくらいの時間流すことが出来るか」という意味で使われてきました。

バッテリーと言っても色々あります。1.2V, 1.5V, 3.7V, 12Vなどなど。

そんなわけで、バッテリーの容量を表す場合は「1.2V 3,000mAh」みたいな表記をします。電圧と電流が両方併記されているので「電力の量」が分かります。

巷のモバイルバッテリーの容量表記

殆どのモバイルバッテリーがmAh表記のみで、バッテリの電圧が書いてません。

これは、リチウムイオンバッテリーの普及により、長らく「リチウムイオンバッテリー=3.7V」という思い込みにより3.7Vの電圧表記が消えてしまったのだと思います。

これが凄く気持ち悪い。先の「このストーブは10Aです」って言うよりも気持ち悪い。

例えば、自称5,000mAhのモバイルバッテリー。以下のようなパターンが考えられます。

内蔵電池回路効率実際の出力出力3.7V換算PSE表記
A3.7V/5,556mAh90%5V/3,700mAh5,000mAh18.5Wh
B3.7V/5,000mAh90%5V/3,330mAh4,5000mAh16.65Wh
C3.6V/5,000mAh90%5V/3,240mAh4,378mAh16.2Wh
D3.2V/5,000mAh90%5V/2,880mAh3,892mAh14.4Wh

実際に出せる出力なのか、単純にバッテリーのスペックを表示しているかによって、実際の出力にこれぐらいの差が出ます。そして、今時はリチウムイオン電池も種類によって電圧が違います。

そんな訳で、PSEの規制により全てのモバイルバッテリーには「内蔵しているバッテリの容量ではなく、実際に外部に供給出来るWhの表記」が義務づけられました。

それなのに、実際の製品にはPSEの規制に従ってWh表記が印刷されてるんですが、カタログには載せてないところがまだまだ有って、キモチワルイなー、なんて思ってます。

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N-VANにサブバッテーリとインバーターを搭載した話

搭載してからその後ちょいちょ変更入れたのと、記事を見てもどうやってN-VANに搭載したのかさっぱり分からない内容だったので、改めて書き直し。

全体構成について

左上から順に説明すると、まず走行充電はシガーソケットから取ってます。普通はバッ直やらオルタネーターから取るらしいんですが、エンジンルームから車内に導線したりと配線が大変。シガーだと15Aまでしか取れませんが、そんなに頻繁に充電が必要でも無いのでこれでいいやろ…と。

各配線は、取り外しや交換を考えてEC3/EC5コネクタで切り離せるようにしています。電流容量的にEC2でも足りる箇所もあるんですが、EC2コネクタ小さすぎてちょっと太めのケーブルの被覆が入らないんですよね…。

走行充電器からバッテリーへ充電する所がEC5で一回り大きいのは、出先で発電機使って35Aの100V充電器で充電出来るようにするためです。ヒューズの定格がちょっと足りてませんが、実用上はまぁまぁ。

あとは、インバーターとは別に13.8Vを常時給電で取り出せるコネクタを用意。ほぼポータブル冷蔵庫専用となってます。ポータブル冷蔵はACアダプタ経由で100Vでも動くんですが、ACアダプタの効率があまりに悪かったのでDC取れる経路を追加。

実はこの構成、バッテリーからインバーターまでの経路にヒューズがありません!スペースが無かったんす…。リチウムイオンバッテリーのBMSに過電流制限があるとは言え、ちゃんとヒューズ入れましょう。(実はBMSの過電流保護のほうがヒューズより感度が良い…)

電線の太さとコネクタの選択について

コネクタも電線も、一般的に言われている許容電流からすると大きめかも?

単線だと1SQあたり20Aくらいを謳っている資料もありますがあくまで「許容電流」で限界値。実際に流してみると、安全上の問題は無い範囲とは言えかなり電線が発熱(ロス)します。10A/SQ位でもいいんですが、余裕を見て5A〜8A/SQくらいを目安に。

コネクタも同様で、例えばEC3の許容電流50Aと謳われてますが、実際に35Aほど流してみたら結構な発熱(+20℃くらい)がありました。パワーロス考えると許容電流の半分以下で使うのがよさげ。まぁ「許容値」というのは壊れないギリですから。

シガーからの分岐について

N-VANのシガー裏を下から覗くとこんな風に平形端子で接続されています。ここに2股分岐になるハーネスを作って割り込ませます。

一応、元から有るシガーソケットにも給電されますが、基本的に使用禁止。充電中にシガーソケット利用したら、間違いなくヒューズ飛びます。

走行充電器の設定と接続

目標値はシガーからの取得は15A以下になるように、充電電流は10A以下。

Renogyの20A走行充電器、そのままだとシガーソケットの容量超えてしまうのですが、電流を半分にする設定が可能なので、それを使って10Aに設定します。10Aの走行充電器って容量が小さすぎて中々無いんですよね…。

電源側は本来は常時給電/バッ直から取る物ですが、シガーから分岐した経路に接続します。そして起動制御のACC端子はツェナーダイオード挟んでシガーの電源を繋ぎます。これで起動ちょっと遅れるかな…と。今のところエンジン始動直後にでおかしな動きしたり、走行充電器の始動でヒューズ飛んだりはありません。

設置は助手席シート下。定番の収納スペースです。後部座席使う場合は足置きとなるスペースなので、実質的に後部座席封印です。

バッテリー/インバーター/電流検出器の納め方

N-VANの運転席シートの下には結構なスペースがあります。そのスペースを生かすように電池とインバーターを格納。ここも助手席と同じく、後部座席の足置きスペースです。

バッテリーの上には曲げたプラ板(透明)を覆い被せて絶縁と保護。インバーターの筐体にもプラ板を曲げて貼付けて、電池端子と短絡しないようにしてます。まぁギリギリですけど。

プラスマイナスの端子部の拡大がこちら。+端子の周囲が−配線とごちゃごちゃしてちょっと危ない…。後で整理しよう。−側は最短配線になるよう数cmのケーブル作ってます。

電池のサイズは問題無いんですが、インバーターがギリでした。最初はサイズからRenogyの1,000W(旧モデル)使っていたんですが、1,000Wギリギリで使ってたら保護回路が働くこと無く本体死亡。それに1,000Wで使うと電圧が90V近くまで下がる弱さもあり、ちゃんとしたメーカーのCOTEK製インバーターに替えました。

電池/電流検出器/インバーター間の配線は、電線の取り回し考えてぴったりの長さに。あと各単線は外から更にコルゲートチューブなどの被覆を被せて、必ず2重絶縁になるようにしましょう。電線の被覆だけだと振動で擦れたりで被覆が簡単に裂けてショートする恐れがあるので。

今のところサイズ的にほんとうにギリギリ。本当は1,500Wが欲しいけれども、ちゃんとしたメーカー製でこのスペースに収まる1,500W品は見つけられませんでした。

インバータの選択について

こちらでもちょっと触れましたが、安いインバーターは安いなりの理由がある訳です。思いつくところで、だいたいこんな問題があります。

現象原因
1. 定格表示にある電力で使えないa.定格の70~90%くらいで、保護回路が動作して止まる。
b.動くけど、しばらく使っていると内部が焼けて壊れる。
c.突入電流に弱く、動いたり動かなかったりする。
2. 電熱器具の出力が思ったより低い電圧安定が弱く、無負荷では100Vあっても負荷を繋ぐと電圧がどんどん落ちる。
3. 繋いだ機器が壊れた海外の110V仕様そのまま、かつ電圧ばらつきが大きく120Vくらいでている場合。
4. 定格を超える負荷を繋いだら壊れた保護回路の設計不良、またはそもそも保護回路が無い。
5. 夏場使ったら壊れたそもそも廃熱能力が弱い。室温でしか評価していない。過熱保護が無い。
6. しばらく使ったら壊れた、寿命が短い内部の構造が、自動車積載を前提とした対策が取られていない(振動・粉塵)。
7. 待機電力が大きい必要以上に出力の大きいインバーターを使うとある程度は仕方が無いが、異様に待機電力が大きいものや、そもそも効率の悪いインバーターもある。

前のRenogyのは1-b/2が該当でした。たぶん4も該当しそうです。現行品はどうか分かりません。

不安ならCotekや電菱(一部CotekのOEM)の買えば安心です。ただ値段の差がかなり大きい。どうしても、尼に氾濫している中華インバーターを使いたいのならば、それなりのリスクを負う前提です。


1kWhクラスのポータブル電源も今では安くなりました。ただやっぱりインバーターの性能がピンキリ…。また、自動車内に積みっぱなしを想定した設計にはなってないように思います。

軽自動車なんで大したスペースもなく、そんなに色々積めませんが、やはり車内でいつでもAC100Vが使えると言うのは便利です。

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