R.O.D REHABILITATION

R.O.D REHABILITATION
倉田英之と聞いて。てか,R.O.DはR.O.D -THE TV-が大好きでした。本編のR.O.Dはほとんど知らず。本編のコミック版はちょっと読みましたが,正直本編はあんまり好みじゃないなぁっていう感想。
これは,そのどちらともまた違った内容。全6話限りの短篇って事もあるけれど,ぶっちゃけ物語らしい物語すらない感じです。「本を読むという快楽」をしつこく表現しただけの内容(褒め言葉)。まぁその表現自体は大したことないんですが,ふと思い出したのが,同じく倉田英之脚本のCLOTH ROADに出てきたガーメント。敵役ですが彼のひたすら知識を追い求める姿勢と,知識以外への無関心さ。彼の台詞で「しくみは分かった」(だからもういらない)という一言を思い出したり。
本を読むことに限らないけれど,知識を得ること,理解すること,あらたな知見を持つこと。何かのために知識を求めるのではなくて,知識を得る事自体の目的化と,得られた時の「わかった」という悦び。そういうモノがあると思うんですが,なかなか人と共感出来たことは無かったので,CLOTH ROADのガーメントと共に,ちょっとした親近感。

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