わさび

わさびってアブラナ科だったんですね、と言うことを知った驚き。

つまりは、大根や菜の花が辛いのと元はおんなじ。因みに西洋辛子のからし菜もアブラナ科だとか。

辛み成分を持つに至った理由は、勿論食害を避けるための進化なんですが、それが効くのは虫だけで、鳥は割と平気で食べるんですよねぇ。

アブラナ科は寒い時期に成長する物が多く、秋〜春の間に青々とした葉っぱが茂るもんだから、餌の少ない冬場には格好の餌食のようで、ウチの菜園も野鳥に散々やられましたわ…。

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設計と製造と品質

こんな話が流れてきた。

加工会社の社長の無知っぷりが凄いんですが、アカンとこの中小企業のトップってだいたいこんな認識の所が多いのかも知れません。

1点物だと、ギチギチに設計作り込んで、その通りに寸分違わぬように製造する…っていうのが流れなんでしょうか?

ウチが関わってる数物(量産品)だと、1点だけなら何処でも簡単に作れるような物ばかり。重要なのは「それを1000台、10,000台と同じ物を作り続けられるか?」だったりします。簡単に言うと不良率をどれだけ下げられるか…です。

そのためには設計だけでなく製造のノウハウも必要で、ファブレスだと発注元・受注元の関係はあるもののどっちが偉い、みたいなのは特にないです。

自社内に工場を持っている会社だと、昭和の時代はどういうわけか概ね工場側の力が強くて、設計側は工場にだいぶ泣かされた…なんて話もちらほら。件の社長さんはその頃の工場長にありがちな感じだったのかも知れません。

品質について

件の設計と製造の話からは逸れますが、数物の品質についてちょっと書きたいと思います。品質と言っても色々ありますが、とりあえず量産品の製造品質について。

日本のメーカー(工場・設計共に)は、不良率を下げることに心血を注いできました。

とは言え、量産品は「検査」によって不良品を弾いています。別の見方をすれば「真面目に不良率下げようとするより、不良率が高くても不良分のコストを乗せて売ったほうがコスパ良いんじゃね?」という考え方も出来そうです。

ところが、検査も完璧では無いので、要因は色々ありますが一定数は検査をすり抜けてしまう不良が存在します。そして、製造段階の不良率と検査をすり抜けて出荷されてしまう不良率は連動していると言われてます。

つまり、そもそも製造段階での不良が多いと、いくら厳しく検査をしても出荷品の不良率は高止まりしてしまうことを意味します。だからこそ、製造段階の不良率を下げる努力をしてきました。

一方で、今時の中国系の製造請負は「注文数の1割増しで出荷するから、不良あったらそこから転用してね、ウチで不良対応はしないから」と言ってきたりします。

一見、割り切った考えのようにも見えます。某ネット通販大手も、質の低い運送会社を使いながら、質の改善に殆ど取り組まず、問題あったら早々に返金対応とかやっている事と本質的には近いです。その方がコスパがいいらしいです。

ただね、配送の場合は届いてしまえばOKですが、製造の場合は「製造段階で不良率が多い」ということは「殆ど不良だけどギリギリ良品」みたいなのが多く出荷品に混じる事になります。そしてそういうのが「買ってからすぐ壊れた」という事を引き起こします。つまり、製造の不良率は、エンドユーザーの手元での故障率に影響してくるわけです。

それすら「壊れたら交換対応すればいいやん?」と言う割り切りもあるかも知れません。

無償交換と言ったってユーザーは嫌な思いするし、サポート窓口の工数も掛かります。それらのデメリットとなる「マイナスコスト」を考慮したら本当にコスパがいいのか個人的には疑問です。

また、壊れ方にも問題があって電力を扱う機器(ACアダプタとか)や、リチウムイオンバッテリーでは、壊れたときに火災などの甚大な被害がでる可能性があり「壊れたら交換したらいいやん?」とは言い切れない訳です。

そんなわけで、設計・製造段階での不良率低減は相変わらず重要だと思い、そういう事例に仕事で粛々と対応してるんですが、社内に今残ってる人達も製造委託先も全く興味がなさそうで何だかなぁ…と。

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sendmailとsaslとsaslauthd

SMTP Authの為に入れていたけど、改めて整理し直し。

saslとsaslauthd

Webにある殆どの記事では、2つセットで使う前提になってます。でも認証だけならsaslだけで実現可能。saslだけだとsaslの独自DBで認証します。saslpasswd2とかで設定するやつ。

で、saslauthdが居ると、saslauthdを経由してその他の認証DBとかPAMとかに接続出来る様になります。

BaseSystemのSendmailの場合

FreeBSDハンドブックで示されている方法でBaseSystemのsendmailをsasl対応にコンパイルした場合、何もしなけりゃsaslの独自DBが使用されます。

一方で、/usr/local/lib/sasl2/Sendmail.conf とかで設定することにより、saslauthdを見に行くようにすることも可能・・・なんかな?シランケド。

PortsのSendmailの場合

makeオプションでsasl/saslauthd対応のチェックボックスがあり、ここでsaslauthdのチェック入れたらsaslauthdの利用が固定されます。

いっくら/usr/local/lib/sasl2/Sendmail.conf にauxpropとか書いても効きやしない。これで数時間+一ヶ月くらい悩みましたよ。

saslの独自DBによる認証にしたくて、色々調べ回った結果がこの通り。portsのconfigでsaslだけにチェック入れた場合に、/usr/local/lib/sasl2/Sendmail.conf の設定でsaslauthd見に行くようになるかは未確認。

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馬力

ふと「自転車で人が漕ぐときの仕事率ってどのくらいだろう?」って調べてみたら、普通の人で 0.7~1馬力くらい、その筋の選手だと2.7馬力くらいって出てきた。

は?

プロ選手だと馬1頭よりも凄いの?そんなアホな?…と思ったら、そもそも馬力と言う単位は蒸気機関の凄さを宣伝するために作られた単位だとか。そりゃ過小に見積もるよね。

英馬力(Wikipedia)

因みに競走馬で15~20馬力とか。「馬1頭分」という建前が、一瞬で吹き飛んだ。

もうW(kW)表記でええやん…と。

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