インターナビリンク

ホンダのやっているホンダ車オーナー向けのクラウド支援サービス。ホンダ車オーナーは無料で使える。ま,似たようなことはトヨタ(G-BOOK)や日産(カーウイングス)もやってる。本来はその機能を持ったカーナビ向けのサービスなんだけど,iPhone用アプリも出てたの知ってたので前から使ってみようとは思っていたんだけれど,申し込み方法が「ホンダディーラーに置いてある申込書を郵送してください」っていうのがハードルが高かった。ディーラー行った時に聞こうと思いつつ,ついつい忘れてしまう。ちなみにディーラーの担当者からはそういうサービスがあることなんて一切説明無し(ま,カーナビつけてないし,サービス申し込んだところで販売店にお金落ちないしなぁ。有償のロードサービスやら保険やらオイル添加剤は勧めてくるんだけど。)。で,その申し込み方法がいつの間にかネットから申し込めるようになっていたので,車検証見ながらぽちぽち情報入力して申し込んでみた。
渋滞情報
サービスとしては,燃費計算やら観光地ガイドやらといろいろあるんだけれども,一番の期待はカーナビ機能。そのなかで凄いと思ったのが渋滞情報。普通のカーナビだと,主要道に国土交通省が設置した渋滞センサの情報をJARTICやらVICSやらで引っ張ってきて利用する。渋滞センサはどこにでもあるわけでは無いので,分かるのは主要道のみ。一方でインターナビリンクでは,走行中のインターナビリンク対応カーナビや対応スマホアプリからリアルタイムに走行情報を吸い上げるもんだから,インターナビリンクユーザーが増えれば増えるほど渋滞情報はより広範囲により正確になるという寸法。右のがそれを表示してみた画面。青丸は走行情報があって渋滞していない箇所,オレンジや赤丸は渋滞しているところ。実際に見てみると,裏道とかもかなり網羅されている感じ。ちなみにインターナビリンク会員でなくても,http://www.honda.co.jp/internavi-dots/map/から渋滞情報を見ることが出来る。未来の時間が指定出来るようになっていることからも分かるように,ある程度の予測も出来る。
ま,似たようなことはGoogleMapでもやってるんだけど,インターナビリンクでは一歩進んで,その渋滞情報を用いて渋滞を回避した最適なルート検索が出来たり。しかも,経路検索の際には現在の渋滞情報だけではなくて,走行速度を考慮した未来の渋滞予測も考慮されるとか。ちなみにGoogleMapのルート検索はかなりアホですが,インターナビリンクのはちゃんと実用レベル。下道限定で試しに60kmぐらい遠方までルート検索せてみて走ってみたら,えらい山奥の広域農道みたいなところとか走らされましたが,本当に渋滞にあたることなく気持ちよく走れてその威力を確認。

この手のクラウド支援って,G-BOOKが先駆けだったような。当時はクラウドという言葉はおろか,データ通信環境をどうやって用意するか四苦八苦していたように思う(ナビは買い切りなのにデータ通信の為だけにかかる月額費用をどう客に納得させるか,という点において)。それをスマホがあっさり解決してしまったりで,なんだか隔世の感。
スマホがやがてデスクトップパソコンをも駆逐していくだろうけど,そうやってなんでもかんでもスマホで置き換え,ってなっていくならば,今はみんなiPhoneクローンなスレートタイプばっかりのスマホだけど,まだドラスティックに変革していく可能性を感じる。ま,究極的にはちょびっつの「ちぃ」みたいなのもありっちゃぁアリなんだけど。

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