狼の口4

狼の口4
中世の,圧制下にあるとある地方を舞台にした残虐漫画。ただ,その残虐性は時代背景を考えるとある程度納得のいくもので,内容は違うけれどもカムイ伝とかちょっと彷彿とさせる。
残虐描写で視覚的に目を引きながらも,舞台と人はしっかり物語と共に廻っていく安定の構成力。なんというか,エンターテイメントとして安心して楽しめる残虐漫画?
この巻でのお気に入りは,ちょっと多い目の溶けた鉛を人間の頭の上からぶっかける描写。現実にはあり得ないと思われるような溶け方するけれど,演出としてはGJな感じ。

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