3月のライオン8

3月のライオン8
3月のライオンでは主人公は高校生の零くんなんだけれども,同じ舞台でその周りの人たちを主人公とした話がいくつも綴られていく。作者が意識してるのか編集が上手いのかどちらか分からないけれど,単行本で読んでいると,それぞれの主人公の話が上手く一つの巻にまとめられている。で,今回の主人公はこの表紙のじぃさん。
老いること,老いてなお最前線に立ち続ける事。いつの間にか自分の想いよりも大きく重くなってしまった皆の期待,そして葛藤,「格好いい」なんて一言で片付けるのが失礼に思えるくらい。
うちの会社にも,大手企業を辞めてどういうわけだかウチに来てる50代とか60代の人がけっこういて,その人たちと一緒に仕事をすることがよくある。そういう人たちってほんと凄い。まったく敵う気がしない。自分がその歳になったとしても,そこまで成長できる気がしない。一緒に仕事していて,ただただ学ぶことばかり。そういう機会に恵まれている事は有り難かったりするんですが。

カテゴリー: 未分類 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です