Starlink miniで遊んでみた

今回はレンタルでちょい使いしてみただけでしたが、思ってたより簡単に使える感じです。旧型はスタンドのついたアンテナで、モーターでクルクル回るギミックは面白そうなんですが、やはりデカい。小さいことはいいことです。

使い勝手はいろんなサイトですでに書かれている通りで、衛星放送のアンテナみたいに設置のシビアさがなく、多少ズレててもとりあえずは通信できる模様。もちろん、スループットや切断頻度に影響は出るものの「とりあえず通信」はかなり簡単にできます。

アンテナの設置とか感度とか

miniということで、もちろん、スタンダードのアンテナよりも感度が落ちる訳ですが、うちはこれでも十分かなぁ・・・と思いました。

基本的に北の空に向けて設置します。設置から通信可能になるまでの時間は、理想的な状態(北向き、空が広く空いている)なら4~5分で通信可能、ギリギリ通信できるような状況だと10分以上待たないと安定してオンラインにならない感じです。

北向きが最も良いのですが、南の空向けて設置しても天頂あたりの空が開けていれば定期的な瞬断はおこるものの、平均的にスループット100Mbit以上でたりします。

アンテナがどっち向いてようが、アンテナから見える範囲の衛星をなんとか頑張って捉えようとするようで、たぶん逆さにして北向きに設置しても遜色なく通信できそうな感じです。試してないけど。

料金

月額利用料も固定回線と比較したら割とリーズナブル。とは言え2025/3にプランが改定されて、公式Webに載ってる料金プランの情報がすでに古くて今だに更新されてなかったりしてややこしい。

いちばんわかりやすそうなのがここの情報(実際にはアプリから確認できます)。

最安だとROAM 10GBプランが¥1,500/月 10GBから使える。固定回線の代わりとして使うならレジデンシャルかレジデンシャルLiteで月額¥6,600/¥4,600の無制限。

契約の縛りは無く月単位で自由に解約変更可能。

実はどこでも使えるとは限らない

ROAMプランがいわゆる「どこでも衛星インターネット」ですね。衛星つかってるから技術的には本当に地球上のどこでも使えるはずなんですが、実は「Starlinkはどこでも使えるわけじゃ無い」訳だったりします。

各国の法規制の問題

ここから利用可能地域が確認できますが、まぁお国柄によって色々あるよね、ということで。よその国で勝手に電波吹くのは、まぁほとんどの国で違法ですし。

Starlink社のビジネス上の都合

技術的にはどこでも通信可能ですが、一方で技術的に利用位置の特定もできるようなので「契約プランによって利用可能地域が限定される」という事情があります。

まずレジデンシャルで契約していると、アンテナを持ち出して違うところで使おうとしても使えません。そのように制限されているようです。

じゃぁROAMは・・・というと、基本的には「契約者自国内の陸地および沿岸20海里まで」という制限が。一応、海外旅行(ただし海外の陸地に限る)の場合も使えるようになっていて「1回の旅行につき最大2ヶ月まで」という、どうやって判定しているのかよくわからない条件で制限されています。

そもそも、フェリー移動中にネットを使えないか?というのが一番の関心だったですが、こちらはROAMではがっつり制限されています。残念。

海上通信にはグローバル優先プラン(¥24,000/月)+海上データ利用料(¥16,000/50GB)が必要で、¥40,000/月からとか・・・・。

まぁ競合の多い陸地でのワイヤレスアクセスは格安に提供して、競合のほとんどいない海上ではそれくらいの価値あるでしょ、ってことでわからんでもないです。

固定回線の代わりになりうるか?

光回線が物理的に来てない地域なんかは、十分にアリだと思います。すでに来ている場合はあえて変えるほどでも無いかなぁ。イーロンの気まぐれがなぁ。

スループットは問題なく出るんですが、遅延時間がどうしても長い。20msくらいなので普通に使う分にはほぼ影響ないと思いますが、一部のネットゲームとか、応答性が必要な用途だと辛いかもしれません。

普段はレジデンシャル契約で自宅用に使いつつ、長期の遠出するときにROAMに切り替えて持ち出すとかはアリかもしれません。

ただ、多くの住宅は南向きにベランダが配置されるのが基本なので、北側にアンテナ設置するのはちょっと工夫が必要かもしれません。

Starlink lite買い?

正直、ほしーなーという物欲には駆られます。維持費だって使う月だけ契約すればいいし。

ただ用途となると、エンデューロレースで現地車中泊のとき、電波状況のとても悪い会場がたまにあって、そういう時ほしーなー・・と思うものの、そういう会場ってほんとごく僅か。

今時はだいたい山の中でも4G/5G入るんですよ、人の居そうな場所は。ただスループットは魅力です。山の中で入る4G/5Gって相当遅かったりするんで。

そういうとこだけ¥1,500/月課金するのはあり。ただ年1回使うか使わないかわからないものに¥34,800-はちょっとなぁ・・・。そして新モデルとか出たら泣く。

最後に

イーロンは嫌いですが、Starlinkについてはビジネスとしてこのままうまくいってほしいと思います。今すぐ使わないにしても、そういう地域で接続手段があるというのはすごくありがたい。

衛星インターネットは過去に現れては消え現れては消え・・・でしたが、Starlinkではすでに膨大な数の衛星(ここでリアルタイムに位置確認できます)を打ち上げてます。インターネット老人会なら知ってるイリジウムなんか100台以下しか打ち上げてなかったのに。

カテゴリー: 未分類 | タグ: | コメントする

米騒動

久々に更新しようと思ったら、サイト落ちてて焦る。

米の値段がえらく上がったので、ちょっとうどんとかパスタと比較してみる。1杯?1食?の基準がバラバラなので、カロリ=を基準に計算してみた結果がこちら。

種類100gあたり価格購入kg100kcal 単価
パスタ乾357kcal¥23005kg¥12.9
¥4001kg¥11.2
うどん(冷凍)95kcal¥1801kg¥18.9
うどん(ゆで)95kcal¥350.2kg¥18.4

パスタ、なんか知らんけど5kgで買うより1kgのほうがやすかったり。探し方が悪いのかもしれんけど、5kgで検索すると特定メーカーの特定品種(輸入品)しかでてこない。それよりは国内メーカーが流通させてる方が安いのか。

あとうどんが意外に高い。そして5食と1食の違いがあるとはいえ、冷凍とゆでゆどんの差がほとんどない。

さて、この辺の数字を踏まえて、米のカロリーあたりの価格がこちら。

100gあたり価格購入kg100kcal 単価
370kcal¥2,0005kg¥10.8
¥2,500¥13.5
¥3,000¥16.2
¥3,500¥18.9
¥4,000¥21.6

実は米とパスタ乾麺の重量あたりのカロリーはほとんど同じ。なのでだいたい重量あたりの価格差がそのままカロリーあたりの価格差に近い。そして今の5kg 4000円という相場が、冷凍うどんよりも高いことがわかる。

米騒動で暴騰する前から、日本の米は諸外国に比べて非効率だ高すぎるだの言われてきたけれど、カロリーベースで見ると他の炭水化物よりも安かったわけで。高いけど安いのが米。まぁ今までよくギリギリのバランスを保っていたもんだと思います。

新しい農林水産大臣が「¥2,000で」って言ってるの、政府として市場価格を指値してるのもどうかと思うんだけれども「価格的に米離れしない価格」という意味では割といい線行ってると思います。

「そんな価格じゃぁ米農家はなりたたねぇ!」って意見も一部?にありますが、米価の高騰は結局のところ米離れを招き、その結果国内消費需要の減少、つまりは米の売り先がなくなってしまうわけで。一部の高級志向の米以外は輸出で売れないし。

そうなると「自給率がー」と言ったところで、売れないものを今以上ジャブジャブ税金投入して作らせるか?っというと財源は?増税?とかなると国民のコンセンサス得られそうもない。

まぁ、3000円/kgぐらいはまだ我慢してもらえるんじゃ無いですかねぇ?それ以上になると日本の米食文化の存続自体も危ういのかもしれません。

「日本人だから米を食うはず!」なんて言ったところで、魚の消費がこの20年半減したのを考えればそうも言い切れない。半減した理由はもちろん、魚が高価になってしまったからだし。

カテゴリー: 未分類 | 3件のコメント

経鼻内視鏡(胃カメラ)

胃カメラキメてきました。いやね、去年の人間ドックのバリウム検査(胃透視)で「ポリープあり」なんて言われたもんでね。その後、精密検査も再検査も言われなかったんでたぶん良性ポリープだったんだろう・・・と自己解釈してました。

ただ、今年は流石にちゃんと見た方がいいだろうと。でも胃カメラってしんどいって聞くし、どうせなら鎮静剤ありのところを・・・と探してみると、鼻から突っ込む胃カメラなんてものを見つけた。なんでも負担が少ないとか。よしこれだ!

申し込みの時から「鎮静剤ありで!」「鼻からで!」と伝えるも、受付の人も案内の人もなんとなく言葉を濁すだけでなんなんだろうなーと思ってたら、鼻からの時は鎮静剤使わない(要らない)とのこと。検査直前の説明で初めて知ったよ・・・。みんな教えてよ・・・。

そいで検査開始。まず鼻からカメラの通りをよくする薬が入れられる。「喉まできたら『飲んで』ください」。お、おぅ。これは余裕。鼻から液入れて飲むとか、ちょっとインドの修行僧な気分。

次に麻酔のゼリーが鼻から注入される。甘いストロベリー風味。鼻の奥に達するやいなや「痛い・・痛い・・・痛い痛い痛い痛い!」麻酔が鼻の奥の粘膜を刺激して痛いのなんの。まぁ、10数秒もしたら麻酔の効力が優ってきて痛みは引きました。

次にルアーの擬似餌のワームみたいな柔らかいチューブを鼻に突っ込まれる。鼻の通りを確認するも、どうも鼻の穴が狭いらしい。左の穴でギリ通る。

そしていよいよ本番、鼻カメラ(経鼻内視鏡)、鼻から挿入するも鼻の奥(一番狭いところ)でつっかえる。ゆっくりと挿入するも「痛い・・・ちょい痛いです・・・」。先生がここで「んー無理かなぁ・・5分くらい頑張れる?」と聞かれる。

最初の説明で、鼻が通らなかった場合は胃カメラに変更すると聞いていました。それは避けたい、何としても避けたい。「多分、大丈夫です!いけます!」そのまま少し無理して狭いところをカメラが押し通ると、通って仕舞えば後は痛みもなく余裕でした。

先生と会話しながら自分の胃の中をカメラで見せられ「十二指腸がちょっと赤いなぁ・・・お酒飲むの?」「はい」「じゃぁ控えようねぇ」「はい(今晩、呑み会だけど)」なんて感じで検査はサクッと終了。ポリープどこやねん?ってくらい異常なしでした。

そしてここからが地獄の始まり。

検査後は、最初は麻酔の影響で鼻の奥がなんか変・・・くらいだったのが、次第に麻酔開始時の鼻の奥に麻酔が染みる痛みが、だんだんと強く。さらにカメラを通した左の鼻の奥がヒリヒリ痛み出す。

1時間くらいしたら水飲んでくださいね・・・と言われるも、1時間経過後くらいがピーク。プールや海で鼻から思いっきり水吸い込んで、鼻の奥が痛くなる感覚の5倍マシくらいの状態がずーーーーーーと続く。マジで涙が出るくらい。

1時間経過以降から、喉に垂れてくる鼻水の味がストロベリー味に。おまえ!まだおったんか!今頃になって注入した麻酔が鼻水で流れ始める。そして鼻の奥の痛みに追い打ち。

検査終わって電車乗って会社行ったけど、移動中の電車の中で上向いて目を瞑ったまま泣いてました。(上向かないと鼻水が垂れるから)

2時間経過してようやく、耐え難い痛みから普通の痛みに。晩には痛みほとんどなくなったけど違和感は翌日まで続きました。

もう2度とやらねえよ・・・。

(個人差があります)

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

明けましておめでとうございます2025

去年は色々落ち着いて先のこと考えるはずだったのが、惰性&仕事忙しくて結局現状維持のまま。いかんなぁ・・・と言うことで今年こそ。

仕事が忙しかったのは、半分は単純に量が多かったのもあるけど、残り半分は事前の作業量の読み間違いだったから、その辺りは今年から何とかなるはず。

英語は全く上達した実感ないんですが、それでも週次会議で下書きした報告内容読み上げつつ、質疑応答にギリギリ対応してるんで、まぁ、通訳の人が通訳してくれるまで黙って待ってた以前よりは進歩したかなぁ・・・。

体の保証期間もそろそろ切れてきた頃なんで、体調に気をつけつつぼちぼちやっていきます。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント